米社債保有リスク、4日連続で上昇-指標のCDX指数は過去最高

7日のクレジット・デフォルト・スワップ (CDS)市場で、米社債の保証コストが4営業日連続で上昇した。住宅不況 が米景気を減速させると懸念されている。

北米の投資適格企業のデフォルト(債務不履行)リスクを計る指数は過去 最高となった。米国のサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン関連 の損失拡大への懸念から、ベアー・スターンズやメリルリンチなど金融機関債 の保証コストが上昇した。

4日発表された2007年12月の雇用統計を受けて、米経済のリセッション(景 気後退)入りへの懸念は高まった。統計によると、失業率は2年ぶり高水準、 雇用者数の伸びは予想を下回った。

バークレイズ・キャピタルの信用市場ストラテジスト、マシュー・ミッシ ュ氏は「失業率の数字が景気の転換点の先触れではないかと、これまで以上に 注目されているようだ」として、「1日で影響が過ぎ去るような指標ではない」 と話した。

ドイツ銀行によると、米国とカナダの125社で構成するマークイットCD X北米投資適格指数のCDSスプレッドは3ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)上昇し91.75bpと、終値として4年前の取引開始以来の最高で終了 した。CDSスプレッド1bpは債務1000万ドルに対する保証料1000ドルを 意味する。CDSスプレッド上昇は信用の質が劣化したとの認識を示唆する。

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