日米両政府、北朝鮮に対し「完全で正確」な核計画の申告促す(2)

日米両政府は7日、北朝鮮の核問題をめぐ る6カ国協議を今後も継続できるよう、北朝鮮に対し「完全で正確」な核計画 の申告を行うよう強く促した。

来日中のヒル米国務次官補は東京都内で、北朝鮮の核計画に対する検証が できないことで6カ国協議に支障を来していると指摘した。米国大使館によれ ば、ヒル次官補は8日に日本をたち、ソウル、北京、モスクワを訪問する予定。

ヒル次官補は記者団に対し、「申告は完全で正確でなくてはならない。部 分的な申告は全く申告しないのと同じことだ」と語った。

6カ国協議の合意事項では昨年12月31日までに北朝鮮が核計画を完全 申告することが盛り込まれていたが、北朝鮮はこれを履行しなかった。

6カ国協議は昨年末までに北朝鮮が核計画を完全に申告するとともに核施 設の無能力化を完了することで合意、この見返りとしてエネルギー支援のほか、 国交正常化への協議開始が約束されていた。

国際教養大学(秋田市)教授のC・ケネス・キノネス氏は電子メールを通 じ、「北朝鮮は明らかに、従来の合意事項から後退する理由を見つけたよう だ」と述べた。

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