仏カルフール、トルコのミグロス買収断念-他社による買収の可能性も

欧州最大の小売企業、仏カルフールは、トルコ の同業最大手、ミグロス・トゥルクに対する買収案を撤回した。これにより、他社 が最大20億ドル(約2200億円)規模のミグロス買収を目指す可能性も出てきた。

カルフールのトルコでの提携先であるハジュ・オメル・サバンジュ・ホールデ ィングがイスタンブール証券取引所に7日提出した資料によれば、昨年11月に明 らかにしたカルフールと同社によるミグロス買収案を断念することを決定した。理 由は明示されていない。

カルフールによるミグロス買収断念で、プライベートエクイティ(未公開株、 PE)投資会社や、クロアチアおよびロシアのスーパー大手がミグロスに対し買収 案を提示する可能性がある。ミグロスの主要株主であるコチ・ホールディングは負 債削減を目指し、ミグロス株式の51%売却を計画している。

TEBインベスト(イスタンブール)のアナリスト、ピナル・サヒン氏は、 「カルフールは競争監督当局との間に問題が生じることを考慮したか、40億ドル とも言われる売値が高過ぎると判断した可能性がある」と指摘した。

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