シンガポール航空株が下落-中国東方の株式取得に対抗案の可能性

7日のシンガポール株式市場で、シンガポー ル航空株が下落している。シンガポール航空は中国東方航空の一部株式取得を提 案しているが、中国国際航空の親会社、中国航空集団がより高額の対抗案を提示 する方針を示したことが手掛かり。

シンガポール時間午前10時2分(日本時間午前11時2分)時点で、シンガ ポール航空株は前週末比2.6%安の16.52シンガポール・ドル(約1255円)と、 約2カ月ぶりの大幅安となっている。中国東方航空株は上海市場でほぼ変わらず の20.51元(約308円)、香港市場で1.9%高の7.05香港ドル(約99円)。中 国国際航空株は、上海で1.6%安の28.73元、香港で2.8%安の10.5香港ドル。

中国東方航空の株主は8日、シンガポール航空への一部株式売却について採 決する。3分の1の株主が反対すれば、シンガポール航空の提案は否決される。 東方航空の株主でもある中国航空集団は、シンガポール航空からの提案を否決し、 より高い取得条件を提示する意向を示している。

シティグループのアナリスト、アリー・マー氏は7日にリポートで「シンガ ポール航空の提案は1月8日に否決される」と指摘。中国航空集団は、反対票の 投票でバークレイズやUBSなどの投資家の支持を得ているとし、中国航空集団 とその支持者は中国東方航空の香港上場株式の計55.2%を保有していると説明 した。

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