米GM:販売の75%は国外から、向こう10年以内-ワゴナーCEO

米自動車メーカー最大手、ゼネラル・モータ ーズ(GM)のリック・ワゴナー最高経営責任者(CEO)は4日、ブルーム バーグ・テレビとのインタビューで、向こう10年以内に同社の自動車・トラッ ク販売の75%を国外市場が占めるようになるとの見通しを示した。

ワゴナーCEOは国内需要が低迷するなか、GMは成長著しい市場での売 り上げを伸ばす計画だと強調した。07年7-9月(第3四半期)の同社販売の 58%は国外市場が占めた。

過去2年で経費を90億ドル(約9810億円)削減し、昨年10月に経営側 の負担を軽減する労使交渉で合意したワゴナーCEOは、トヨタ自動車をはじ めとする世界の競合他社に後れを取らない勢いと資金をGMが保持していると 説明。「全く負けてはいない。GMには非常に積極的な2008年の成長計画があ り、特に中国やインド、ブラジル、ロシア市場を見れば明らかだ」と語った。

同CEOはその上で、暫定集計によれば、GMは07年に欧州やアジア、そ の他の北米以外の市場で過去最高の販売を更新したもようだと述べた。ただ、 米国販売は8年連続で前年を下回ったという。

GMの株価は昨年19%下落し、4日の終値は1年8カ月ぶり安値の23.65 ドル。ワゴナーCEOは、GMが「爆発的に」成長する中国やロシア市場でト ヨタの販売を上回っている実績を投資家が十分に評価していないと述べた。

ワゴナーCEOはまた、GM北米部門の赤字を解消する計画について、約 50-60%は達成したと述べた上で、新労使協定などが経費削減に寄与するのは これからとの見通しを示した。同CEOは売上高に占める固定費用を05年の約 34%から2010年までには25%へ低下させる計画。

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