ユニー株は900円割れに、主力3部門がそろって不振-通期計画を減額

中部地方を地盤に総合小売業のチェーン店を 展開するユニーの株価は売り気配で始まり、前営業日比56円(5.8%)安の903 円で寄り付いた。売上高の9割超を占める総合小売業、専門店、コンビニエンス ストアの3部門がそろって不振で、通期(2008年2月期)の連結業績予想を下 方修正したことを受け、売りが先行している。一時6.8%安の894円まで大幅続 落し、取引時間中の900円割れは昨年11月20日以来。

昨年12月28日の取引終了後に、第3四半期業績を開示すると同時に、08 年2月通期の業績予想を下方修正した。通期の連結業績は、売上高が前期比

0.9%減の1兆2180億円(従来予想は1兆2220億円)、営業利益は同11%減の 421億円(同449億円)、純利益は同71%減の27億円(同44億円)を見込む。

天候不順などの影響を受け鈴丹やパレモ、さが美といった専門店子会社の業 績が軒並み計画未達となるほか、同業他社との競争激化により主力の総合小売業 が伸び悩む。また、コンビニエンスストア事業ではサークルKサンクスが、不採 算店の閉鎖に伴い既存店売上高が減ったほか、人件費や賃借料など販管費もかさ み、利益を圧迫された。

同社では、下半期以降に事業環境が改善に向かうとみていたが、9月以降に 気温がなかなか下がらなかったことで、「婦人服を手掛けるパレモと鈴丹を中心 に秋冬物の立ち上がりが遅れた」(執行役員の越田次郎・経理財務部長)。呉 服・宝飾品を扱うさが美では、呉服市場の縮小といった構造的問題があるほか、 「信販会社がクレジットカード販売の与信審査を厳格化している影響も大きい」 (越田氏)としていた。

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