中国人民元:対ドルで4週間連続上昇へ-中銀が柔軟性向上を示唆

中国外国為替取引では、人民元がドルに対し て上昇し、週間ベースでは4週間連続での上げとなりそうだ。中国人民銀行貨幣 政策委員会の複数の委員が、景気抑制のため元の上昇ペース加速容認を示唆した ことが材料となった。

インフレ抑制のため2008年に人民元相場の柔軟性を向上させるとの人民銀 の蘇寧副総裁の発言が中国で一部報道されたことを受け、元は一時05年7月の ドル・ペッグ(連動)制廃止後の最高値近辺で取引された。

リーマン・ブラザーズ・アジアの通貨ストラテジスト、クレイグ・チャン氏 (シンガポール在勤)は「人民元の上昇ペース加速に賛成する論議が、中国経済 の背景にある」と指摘し、「中国当局の発言が示しているのは、彼らが柔軟性の 向上を望んでいるとうことだ」と述べた。

中国外国為替取引システム(CFETS)によれば、人民元は上海時間午後 2時21分(日本時間同3時21分)現在、週初から0.41%高の1ドル=7.2741 元となっている。前日は一時、ペッグ制廃止後の最高値となる7.2721元を付け た。

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