12月米非農業部門雇用者数7万人増に鈍化、失業率は上昇へ-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機 関74社を対象に実施した調査の予想中央値によれば、12月の米雇用統計で非 農業部門雇用者数は前月比7万人増となったもよう。伸びは11月の9万4000 人から鈍化しそうだ。

失業率は4.8%(71社の中央値)と、11月の4.7%を上回り、1年5カ月 ぶり高水準になると予想されている。雇用は米経済に残されていた明るい部分 の一つだったが、2008年を前に光を失ったことを示唆しそうだ。

雇用統計は、雇用と賃金の伸びが今年は冷え込むとの懸念を高めそうだ。 これまで雇用と賃金は、燃料価格が上昇し、住宅価格が下落するなかにあって もなお消費を支えてきた。

グローバル・インサイトの米国担当チーフエコノミスト、ナイジェル・ゴ ールト氏は「雇用鈍化で今年の消費は昨年と比べかなり活気を失うと考えてい る」と指摘。「雇用の伸びは景気減速につれて鈍化している」と話した。

雇用統計は労働省が4日午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)に発表 する。非農業部門雇用者数の予想レンジは3万4000人増-10万6000人増。

12月の非農業部門雇用者数が予想通りなら、07年の雇用者数は140万増 となり、4年ぶりの小幅な伸びだ。失業率は06年末には4.5%だった。

製造業部門は1万5000人減(17社の中央値)とみられている。予想通り なら、年間では18万6000人減少したことになる。

午前10時に米供給管理協会(ISM)が発表する12月の非製造業景況指 数を発表は53.6(64社の中央値)と、11月の54.1から低下したもよう。3月 以来の低水準になり、住宅不況が経済全体に影響を及ぼしている状況を示唆す るとみられている。同指数は50が景気の拡大と縮小の境目を示す。

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