欧州債(3日):2年債上昇、10年債との利回り格差06年8月以来最大

欧州2年債相場は上昇し、10年債との利回 り格差はここ1年半で最大となった。連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を きっかけに米経済の先行きが懸念されたほか、過去最高値圏で推移する原油価格 の影響で景気鈍化への懸念が一段と強まったことが背景。

連邦準備制度理事会(FRB)が2日公表したFOMC議事録(2007年12 月11日開催)によると、FOMC参加者は10月の会合時点よりも経済成長が 「一段と軟化する」と予想した。ただ、追加利下げの必要性についての示唆は避 けた。原油相場は前日、過去最高値となる1バレル=100ドルまで上昇した。

カリヨンの債券ストラテジスト、オーランド・グリーン氏(ロンドン在勤) は「市場関係者は米経済のハードランディングを想定しており、そうなれば欧州 を含む世界の他地域にも波及するだろう」と述べた。さらに「市場関係者は、厳 しい内容となるであろう次のデータに注目している。原油価格の上昇は消費に打 撃を与えるだろう」との見方を示した。

ドイツ2年国債利回りはロンドン時間午後3時56分現在、前日比3ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01ポイント)下げ3.78%となった。前日は14bp低 下した。同国債(2009年9月償還、表面金利4%)価格は前日比0.05ポイント 上げ100.33。10年国債利回りは1bp低下し4.20%。

2年債と10年債の利回り格差は4bp拡大し43bpと、2006年8月以降で 最大となった。

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