12月の米ADP民間雇用者:4万人増に急減速、11月は下方修正

給与明細書作成代行会社のオートマティ ック・データ・プロセッシング(ADP)エンプロイヤー・サービシズが3日 発表した給与名簿に基づく集計調査によると、2007年12月の米民間部門の雇 用者数は4万人増と、11月の17万3000人増(速報値18万9000人増)か ら伸びが急減速した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は 3万3000人増だった。

ADPは事業会社からサンプル抽出して調査。民間企業のみを対象とした もので、政府機関による雇用は含まれない。

ドレスナー・クラインオートのシニア市場エコノミスト、ケビン・ローガ ン氏は「雇用の鈍化が顕著になっている。経済成長が減速しており、リセッシ ョン(景気減速)入りのリスクが強まっている」と指摘した。

ADP統計によると、業種別では製造業、建設業を含む財生産部門が3万 1000人減少した。建設業は1万7000人減少。一方、サービス部門は7万 1000人増加した。

雇用者数が500人以上の大企業の雇用者数は3万5000人減少。従業員 が50-499人の中堅企業は9000人増、49人以下の小企業では6万6000人 増加した。

ブルームバーグニュースがまとめたエコノミスト調査の予想中央値によれ ば、4日に労働省が発表する12月の非農業部門雇用者数は7万人増と11月か ら伸びが減速するとみられている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE