香港株(3日):続落、銀行株安い-中国当局の融資抑制観測が台頭

香港株式相場は続落。ハンセン指数の年初2 日間の下落率としては2001年以来で最大となった。中国政府が融資抑制を目指 して追加措置を実施するとの観測が広がるなか、中国工商銀行(ICBC)を中 心に銀行株に売りが出た。

CLSAアジア・パシフィック・マーケッツのアナリスト、ドミニク・チャ ン氏は「投資家は引き続き新規融資増加率の目標値について慎重だ」と述べた上 で、「中国は預金準備率をさらに引き上げるとともに、政策金利を引き上げる可 能性がある。当面、不動産と銀行の両セクターに対する投資意欲はマイナスだ」 と語った。

ハンセン指数は前日比673.24ポイント(2.4%)安の26887.28で終了した。 この日までの2日間の下落率は3.3%となった。ハンセン中国企業株(H株)指 数は前日比3.4%安の15464.66。

時価総額で世界最大の銀行、中国工商銀(1398 HK)は35セント(6.3%) 安の5.22香港ドルと、06年10月の上場以来で最大の値下がり。中国2位の銀 行、中国建設銀行(939 HK)は36セント(5.5%)安の6.15香港ドルと、昨年 8月29日以来の安値となった。

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