訂正:シンガポール:10-12月期GDP18四半期ぶり減、製造業鈍化

シンガポール通産省は2日、2007年10-12 月期(第4四半期)の国内総生産(GDP)が前期比年率3.2%減(インフレ調 整後)だったと発表した。製造業の鈍化により予想以上に落ち込み、18四半期 ぶりに減少に転じた。輸出依存型のアジア経済は、世界的な成長の鈍化というリ スクに直面する可能性がある。

7-9月期(第3四半期)のGDP(改定値)は4.4%増だった。10-12月 期GDPのエコノミスト予想値は3.1%増だった。

主要アジア諸国で第4四半期のGDPを発表したのはシンガポールが最初。 米国のサブプライム(信用力が低い個人向け)住宅ローン問題とそれに伴う世界 的な市場の混乱が成長を続けてきたアジア経済にどのような影響を与えたかを示 唆する手掛かりになりそうだ。

アナリストらは、今回の景気減速は始まりに過ぎず、アジア各国の政策決定 者は今年、米国の成長鈍化とともにインフレ圧力との闘いを迫られるだろうとみ ている。

DBSグループ・ホールディングス(シンガポール)のエコノミスト、アー ビン・シーア氏は「エレクトロニクス分野での業績改善はすぐには見込めず、む こう半年でも回復は見られないだろう」とみている。

アジア諸国のうち、中国、韓国、フィリピンは月内、日本、台湾、マレーシ アは2月に第4四半期のGDPをそれぞれ発表する予定。

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