北朝鮮は核計画の完全申告実施へ、開示内容で「激しい議論」-米国務省

米国務省のトム・ケーシー報道官は31 日、記者団に対し、北朝鮮が先に合意した核計画の完全申告を期限である年末 までに実施しなかったものの、将来的には実施するとの見通しを示した。開示 情報の内容をめぐっては「激しい議論」があったことを明らかにした。

同報道官はまた、米国が関係4カ国とともに北朝鮮に核施設の無能力化を 完了するよう圧力を掛けつづけていく方針も表明した。北朝鮮は日、中、ロ、 韓、米が参加する6カ国協議で10月3日、核計画を完全申告する見返りとし てエネルギー支援のほか、日米両国との国交正常化への協議開始が約束されて いた。

ケーシー報道官は「北朝鮮がこの義務を実際に果たすとわれわれはみてい る。完全申告が次の段階に協議が進む鍵となっている」と述べた。

北朝鮮は31日、6カ国協議の主催国である中国に対し、期限を守れない 旨伝えた。

同報道官によると、協議進展で最大の障害になっているのは北朝鮮が開示 する情報の内容。米国はウラン濃縮に加え、他国へのあらゆる技術とノウハウ の移転に関する情報を求めている。

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