シュタルク理事:ECB、二次的影響回避へ行動を辞さず-ドイツ紙

欧州中央銀行(ECB)のシュタ ルク理事はインフレ起因の賃金上昇を回避するためなら、ECBは行動 を取ることを辞さないと述べた。29日付のドイツ紙、ベルゼン・ツァイ トゥングがインタビューを基に伝えた。

同紙によると、シュタルク理事は「ECBは二次的影響が生じない よう、行動することを辞さない」と語った。「われわれの第一の使命は 物価安定を確実にすること」だと指摘した上で、景気鈍化の中でインフ レが高進してもECBはジレンマに陥らないと語った。

同理事は今後数カ月間、「インフレ率が高い水準で推移する」と予 想。「2008年中にはインフレ率は2%付近、もしくはそれを下回る水準 に低下する見通し」だが、物価リスクは「上振れ方向に」傾いていると 指摘した。

同理事はさらに、このところの金融市場の混乱が「当面続くことは 明らかだ」と述べた上で、「この調整過程が終了するまでには数カ月も しくは数四半期かかる可能性がある」と付け加えた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE