人民元:上昇、年間上昇率は06年の2倍-中国当局の政策を反映

中国の外国為替取引では、人民元がドルに 対し上昇。中国人民銀行が景気沈静化のため人民元の上昇ペース加速の必要性を 示唆したことを受け、民間ストラテジストらが元相場見通しを上方修正したこと が材料となった。

人民元は今年、対ドルで7%高と、年間上昇率は2006年の2倍となった。 中国当局がインフレ抑制や貿易黒字削減の方針を打ち出したことが背景。週間上 昇率は0.9%。

シティグループのエコノミスト、沈明高氏(北京在勤)は「中国政府はイン フレ問題の解決を目指し、人民元の上昇させる方針を選ぶだろう」と述べ、「上 昇ペースは来年、さらに速まるかもしれない」と予想した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によれば、人民元は上海時間午後 5時半(日本時間同6時半)現在、前日比0.18%高の1ドル=7.3041元。今週 の上昇率は週間としては2005年7月のペッグ(連動)制廃止後で最大となった。 一時、ペッグ制廃止後の最高値7.3015元を付けた。

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