米小売り各社:値下げで消費者呼び込み-年末商戦の下支え狙う

米国では小売り各社が今年の年末商戦が 2002年以来の低調さに終わるのを回避しようと躍起になっており、百貨店運営 のメーシーズやディラーズ、住宅関連用品のホーム・デポはクリスマスの翌日 となる26日、値下げに踏み切った。

11月22日の感謝祭の祝日後、それに先週の週末は個人支出も増えたが、 ガソリン価格高騰や住宅価格下落の影響で消費者の購買力が限定的なものとな るなか、年末商戦全体の底上げには力不足の状態だ。国際ショッピングセンタ ー評議会(ICSC)は26日、11月と12月の売上高見通しを下方修正した。

ストラテジック・リソース・グループのマネジングディレクター、バート・ フリッキンガー氏は同日のブルームバーグ・ニュースとのラジオインタビュー で、「消費者は劇的なディスカウントと期待しているはずだ」と述べた。

高級百貨店のサックスは26日、1日限りでデザイナーブランドの衣料品を 7割引きで販売した。ディラーズは婦人用カシミアセーターを4割引きで販売 し続けている。アパレルのポロ・ラルフローレンは、ハンドバックをほぼ6割 引きで販売した。

米小売り株は26日の取引で軒並み下落。31銘柄で構成するS&P小売り 株指数は1.2%安となった。小売り各社は年間売上高の2割を11、12両月で稼 ぐ。メーシーズは全米の店舗で「アフタークリスマスセール」と銘打って、50 -75%の値引き販売をしている。ホーム・デポ傘下の「エキスポ・デザインセ ンター」は最大75%の値引きを実施した。

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