シティは40%減配、CDO関連評価損187億ドルも-ゴールドマン(2)

米証券大手ゴールドマン・サックスは26 日付の顧客向けリポートで、米銀最大手シティグループが来年40%減配の可能 性があるとの見通しを示した。

ウィリアム・タノナ氏らゴールドマンのアナリストは、シティが2007年 10-12月(第4四半期)の債務担保証券(CDO)に関連した評価損187億ド ル(約2兆1360億円)を発表する可能性があると予想した。

タノナ氏はリポートで、「現在の信用危機の影響を市場が完全に吸収するま では数四半期を要するとみている」と指摘。「われわれが予想する評価損の規模 とシティが依然として保有するリスク資産を考慮すれば、シティは現在の資本を 維持し増強する必要性に強く迫られている」と記した。

ゴールドマンは、シティが来年、資本増強のため総額62億ドルを調達する 必要があると見込まれることから、07年10-12月期の配当1株当たり54セン トを08年に40%削減する可能性があると予想した。

シティの株価は、カナダのCIBCワールド・マーケッツのアナリスト、 メレディス・ホイットニー氏が減配予想を示したことで、11月1日に8.1%安 となった。

またゴールドマンは07年10-12月期にJPモルガン・チェースが総額34 億ドルのCDO関連評価損を、米証券大手メリルリンチが115億ドルの評価損 をそれぞれ計上する可能性があると予想。従来見通しは、JPモルガンが17億 ドル、メリルリンチが60億ドルの評価損だった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE