ロンドン銅:時間外取引で急伸、中国の輸入関税撤廃で需要拡大観測

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相 場は、27日の時間外取引で急伸している。中国が銅の輸入関税を廃止する方針 を発表したことを受け、同国の需要が拡大するとの観測が高まった。中国は世界 最大の銅消費国。

中国財務省は26日、同国が来週、電気銅と粗銅に課していた2%の輸入関 税を撤廃する予定であることを明らかにした。クリスマス休暇明けのLMEの銅 先物相場は27日、一時、3.5%上昇した。上海の銅先物相場は今週、4.7%上げ ている。

中国国際フューチャーズ(深セン)の調査部門マネジャー、林煜暉氏は「L MEの銅相場は、ここ数日間の上海相場の上昇に追いつこうとして上げている」 と指摘。「中国の輸入関税の変更も銅の国際相場にとってプラス要因となってい る。これにより中国に輸入される銅が割安となり、輸入が拡大する可能性がある からだ」との見方を示した。

LMEの銅先物相場(3カ月物)は、上海時間午前10時15分現在、前週末 比235ドル(3.5%)高の1トン当たり7030ドル。21日終値は4.1%高だった。

上海先物取引所の銅先物相場3月限は、上海時間午前10時14分現在、前日 比550元(0.9%)高の1トン当たり5万9400元。一時は1.5%上昇した。また、 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物相場3月限は 前日比0.6%高の1ポンド当たり3.19ドル。26日終値は0.5%高だった。

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