豪ウエストフィールド、不動産売却計画を撤回-米サブプライム禍響く

ショッピンセンター(SC)の所有で世界 最大の豪ウエストフィールド・グループは、計7億豪ドル(約700億円)相当 の英国とニュージーランドの不動産を売却する計画を撤回した。米国のサブプ ライムローン(信用力の低い個人向けの住宅融資)問題の影響を受けた。

ウエストフィールドは、英国のSC投資ファンド(5億3000万ポンド=約 1200億円)のうち、残りの3分の1の売却を断念。ニュージーランドの計3億 豪ドル超相当のSC2カ所を売却する計画も中止した。同社のピーター・アレ ン最高財務責任者(CFO)が電話インタビューで明らかにした。

ウエストフィールドは債務コストを圧縮するため、今年に入って120カ所 のSCのうち6カ所の所有権を売却。5月には計約5億米ドル(約570億円) 相当の複数のSCを、同業の豪セントロ・プロパティーズ・グループに売却し た。

アレンCFOは、個人消費の減少や商業不動産建設の落ち込み懸念につな がった米国の住宅不況に言及。「好調期に保守的な経営をした効果が、より困難 な時期に確実に表れている」との認識を示した。

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