豪ドル:2週間ぶり高値-米国債相場下落でキャリー取引が拡大

27日の外国為替市場で、オーストラリ ア・ドルは米ドルに対し約2週間ぶり高値に上昇。米国債相場の下落を受け、 低金利の日本で調達した資金で高利回り資産を購入するキャリー取引が活発化 した。

豪ドルは対円で5日続伸。キャリー取引のポジションを積み増す動きが強 まった。26日の米市場では、米国債利回りが上昇。2年債入札の落札利回り が市場予想を上回り、銀行の借り入れコストが低下するなか、投資家の安全志 向後退が示されたことが背景となった。

豪サンコープ・メットウェイの国債ストラテジスト、ピーター・ポンティ キス氏は「米国債の利回り急上昇は資金リスクが軽減しつつあることを示して いる」と指摘。「キャリー取引を再開し、豪ドルなどの高利回り資産に回帰す る方が安全だ」との見方を示した。

豪ドルはシドニー時間午前10時49分(日本時間同8時49分)現在、 1豪ドル=0.8745米ドルと続伸。アジア時間26日遅くは同0.8725米ドル だった。一時は同0.8746米ドルと、14日以来の高値を付けた。対円では、 1豪ドル=99円87銭。一時は同99円99銭と、13日以来の高値に達する場 面もあった。

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