【注目株】関電、キヤノン、エルピーダ、大証、AOC、新日石(2)

27日の材料銘柄は以下の通り。

関西電力(9503):08年3月期の連結純利益予想を1100億円から700億円 に引き下げた。燃料価格の上昇に加え、定期検査中の高浜発電所2号機の運転 再開遅延に伴う火力発電量の増加、原子力発電所の廃止措置費用で250億円の 特別損失を計上することが理由。

キヤノン(7751):今期(2007年12月期)の期末配当を従来予想比10 円増の60円とすると発表した。今期は8期連続の増収増益を達成できる見込 みで、株主への利益還元を強化し、中長期的な利益還元目標である連結配当性 向30%に近づけるとしている。

エルピーダメモリ(6665):27日付の日本経済新聞朝刊によると、主力 製品のDRAM価格が1ドルを割り込む水準まで急落しているため、2007年 10-12月期連結営業損益は05年7-9月期以来2年3カ月ぶりの赤字となる 見通し。08年3月期の営業利益は前期の684億円から9割程度減少し、100億 円を大幅に割り込む可能性もあるという。

新日本石油(5001):原油調達コストの上昇を受け、東京電力との間で 10-12月期の火力発電用燃料の販売価格を値上げすることで合意した。東電 が購入する発電用低硫黄重油の価格は史上最高値となった。

大阪証券取引所(8697):27日付の日本経済新聞朝刊は、日本証券業協 会が傘下のジャスダック証券取引所の株式を大阪証券取引所へ売却する協議に 入る方向で大詰めの調整に入った、と報道した。ジャスダックと大証ヘラクレ スの新興企業向け2市場の統合を視野に入れており、市場運営や取引にかかる コストを抑えて売買の活性化を目指すという。

J-オイルミルズ(2613):来年3月から一部の家庭用マーガリンの出荷 価格を引き上げると発表した。主原料である植物油の原料となる穀物類の価格 高騰に加え、燃料や包装材料、物流費の上昇も理由。

AOCホールディングス(5017):傘下の石油開発会社であるアラビア石 油がクウェート・カフジ油田の操業から撤退する、と27日付の日本経済新聞 朝刊が報じた。来年1月4日に期限切れを迎える技術者派遣契約の更新交渉が 不調に終わったためという。

長谷工コーポレーション(1808):同社など4社が設立した不動産投資法 人、エコロジー・リート投資法人を解散し、上場計画を取り止めると発表した。 米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題の影響で日本の不動 産投資信託(J-REIT)の市況が悪化しているため、投資家が集まらない と判断した。

三越(2779):第3四半期(3-11月)の連結純利益は前年同期比39% 減の47億円だった。主力の衣料品の販売が低迷したほか、日本橋本店におけ る地下食品売り場改装工事や銀座店の一部ブランド契約終了に伴う売り上げ減 少が響いた。

シャープ(6753):金融子会社シャープファイナンスの発行済み株式の 65%を来年4月1日付で芙蓉総合リース(8424)に譲渡することで同社と基本合 意した。

近畿日本ツーリスト(9726):海外旅行の取扱高が想定を下回っていること から、07年12月期の業績予想を下方修正。連結営業利益は7億円から2億 5000万円に減額した。08年12月期を最終年度とする中期経営計画も見直し、 同期の連結営業利益目標を72億円から12億円に引き下げた。

佐鳥電機 (7420):メモリ価格の大幅な下落や、パソコンや電動バイク向 け電子部品の値下げ圧力による採算の悪化と、オリジナル商品や新規商材の立 ち上げ遅れにより、08年5月通期の業績予想を下方修正した。連結純利益は 29億円から19億円に減額。

トプコン (7732):08年3月期の連結経常利益予想を163億円から前期比 23%減の110億円へと変更。米住宅セクターの減速などサブプライム(信用力 の低い個人向け)住宅ローン問題が実体経済に与える影響が顕著となり、一般 測量機器や測量システムなどが落ち込んでいる。

博報堂DYホールディングス(2433)、アイレップ(2132):博報堂DYH Dの連結子会社である博報堂DYメディアパートナーズは、アイレップの株式 375株を追加取得し、持ち株比率を4.72%に高めた。

ダヴィンチ・アドバイザーズ(4314):子会社のコロンブスが新日本建物 (8893)の発行済み株式33%を1株800円で取得すると発表した。新日本建 物の筆頭株主である米投資ファンドのプロスペクトから保有株の一部を買い取 る。取得総額は88億円で、取得日は2008年1月28日。

日本電気硝子(5214):4-12月期の業績見通しを公表。主力のフラット パネルディスプレー(FPD)用ガラスやガラスファイバなどの販売が伸び、 連結経常利益は前年同期比1.3%増の660億円になる見込み。08年1-3月期 もFPD用ガラスの好調は続くとみているが、通期予想は来年1月下旬の第3 四半期業績発表の際に公表する。

千代田インテグレ (6915):第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前 年同期比21%減の12億6700万円。OA機器やAV機器関連部品の販売は伸 びたものの、通信機器関連部品が落ち込んだ。08年8月通期の業績予想は期 初計画を維持。経常利益は前期比1.6%減の50億円を見込む。

プライム(2684)、伊藤忠商事(8001):資本業務提携を行うと発表。プラ イムは伊藤忠に対して1万60株の第三者割当増資を実施するほか、2万530 株に相当する新株予約権も発行する。業務提携によって取引先の拡大に伴う商 品開発力の強化と販売ルートの拡大を見込む。

ウェザーニューズ(4825):人件費などの抑制により、08年5月期の連結営 業利益予想を7億円から14億円に倍増した。

日本CMK(6958):住友ベークライト(4203)とのフェノール樹脂銅張積 層板合弁事業を解消する。保有する合弁会社SNCの株式を住友ベークに売却 し、特別損失18億円を計上する。またアセアンでの事業再構築に伴う不動産 売却益も考慮し、08年3月期の連結純利益予想を31億円から27億円にした。

THK(6481):200万株、60億円を上限とする自己株の取得を決議した。 このほか日本航空電子工業(6807)やトムス・エンタテインメント(3585)、すて きナイスグループ(8089)、シグマ光機(7713)も実施を表明。

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