STマイクロとインテル、新会社設立を延期-銀行融資は減額へ(2)

欧州最大の半導体メーカー、ST マイクロエレクトロニクス(本社ジュネーブ)は26日、半導体最大手の 米インテルとフラッシュメモリー(電気的に一括消去・再書き込み可能 な読み出しメモリー)事業を統合し、新会社を設立する計画を延期した と発表した。

STマイクロの発表によると、当初の予定では年内完了を目指して いた事業統合を、来年3月28日をめどに完了させる方針。新会社には技 術関連企業に特化した米投資会社のフランシスコ・パートナーズも出資 する。

STマイクロとインテルが事業統合を計画した後に信用市場が悪化。 発表によると、新会社創立に向けた銀行の融資は当初発表よりも減額さ れる見通し。

3社はただ、「統合完了に向けた条件を満たすため、取り組みを継 続する」と表明。さらに、「信用市場の著しい混乱にもかかわらず」、 銀行からの融資確約を取り付けていると強調した。

統合後の新会社の名称はNumonyx(ニューモニクス)となり、 年間の売上高は36億ドル(約4100億円)が見込まれている。実現すれ ばフラッシュメモリーの世界最大手の誕生となる。

STマイクロエレクトロニクスのメディア担当、マリア・グラジ ア・プレスティニ氏(ジュネーブ在勤)、および同社のニューヨークの 投資家向け広報活動部門幹部、スタンレー・マーチ氏のコメントは得ら れていない。

インテル株価のニューヨーク時間終値は前営業日比14セント高の

27.45ドル。STマイクロ株価のパリ市場24日終値は前週末比30セン ト下落し9.87ユーロだった。欧州の株式市場は26日は休場。

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