大手米銀、財務省主導のスーパーSIV計画を断念-必要なしと声明

米シティグループとバンク・オブ・アメリ カ(BOA)、JPモルガン・チェースは21日、資金難に陥っているストラク チャード・インベストメント・ビークル(SIV)からの資産買い付け計画を断 念する方針を明らかにした。

同計画はポールソン米財務長官の主導でまとめられ、約800億ドル(約9兆 1220億円)規模となる予定だったが、3行は同日「スーパーSIV」ファンド は「現時点で必要ない」との声明を発表した。欧州銀最大手の英HSBCホール ディングスなどが傘下のSIVの救済策に取り組む中で、ファンドによるSIV 救済の必要性が薄れていた。

3行によると、同計画に関しては20を上回る銀行とSIVなどが、運用企 業に指定されていたブラックロックと協議を続けていた。必要になれば、3行は 同計画を復活させる可能性があるという。

米財務省のジェニファー・ザッカレーリ報道官は「民間部門の参加者は常に、 今回の計画が市場の他の解決方法を補完するものだと示唆してきた。財務省は金 融の専門家の努力に感謝する」との声明を公表した。

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