フォスター電社長:ヘッドホン生産能力、2年後に5000万個に拡大へ

米アップルなどの携帯電話や携帯オーデ ィオ向けに需要が急速に拡大するヘッドホンやヘッドセットを生産するフォス ター電機の東泰雄社長は21日放映のブルームバーグ・ニュースのテレビイン タビューで、ヘッドホン部門の総生産量を2年後には現在の2倍以上の5000 万個まで拡大する方針を示した。

今期(2008年3月期)の会社計画である売上高880億円、営業利益70億 円達成にも自信を示した。中期計画で10年3月期に目指す売上高1000億円は、 09年3月期に「かなり近い数字になる」と述べ、1年前倒しで達成する可能性 を示唆した。東社長の主な発言は次の通り。収録は12日に行った。

ヘッドホン、ヘッドセットは、現在のベトナムと中国の3工場に加え、2月に は中国・南寧の工場が生産開始予定だ:

「ベトナムでは、ヘッドセットで11月のピーク時に月産560万個を達成 できた。来年のピーク時に1200万個の能力まで引き上げたい」「南寧の工場 は、来年のピークである10月ごろに1000万個程度の数量を目指す。従来の中 国の工場と南寧、ベトナムを合わせ、来年のピークには月産3500万個の能力 に引き上げたい」

その後の増産計画は:

「05年度からスタートした改革で生産性を2割から3割改善できたし、品 質でも不良率を半分以下に抑えられた。従来の工場の製造能力も同じスペース を確保している以上上がっていくし、拡大したベトナムとこれから建設する南 寧を合わせ、さらにまだ決まっていないがこれから建設するところも含めると、 2年後ぐらいに5000万個程度の能力まで拡大したい」

第3四半期(10-12月)の業績は:

「07年11月は過去最高の生産量。そういう意味では強含みで動いてい る」

通期の業績は:

「サブプライム(信用力の低い個人向け)ローン問題や為替などいろいろ なリスクがあるが、公表数字の達成は心配していない」

05年3月期まで6期連続減収だったが、中計では10年3月期は売上高1000億 円を目指す:

「06年に中期計画を練った当時の環境からすると、今は強含みの需要があ るし、10年3月期に1000億円達成というのはほぼ堅いところではないかなと 考えている。少なくとも若干早めに達成できるとは考えている」

09年3月期に1000億円も考えられるか:

「かなり近い数字にはなると思っている」

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