人民元(21日):ペッグ制廃止後の最高値-中国が一段高促すとの観測

中国外国為替取引では、人民元がドルに対し ペッグ(連動)制廃止後の最高値を更新し、週間ベースで2週連続高となった。中 国人民銀行が政策金利を9年ぶり高水準まで引き上げたことを受け、同行がインフ レ抑制に向け元一段高を促すとの観測が広がった。

21日の取引では、人民元は一時、1ドル=7.3550元まで上昇。人民銀が20日、 1年物の貸出金利と預金金利を引き上げたことに反応した。人民元は年初来では 6%高と、昨年の上昇率3.4%のほぼ倍の上げとなっている。また、人民銀は21 日、人民元の柔軟性を高め、為替レート設定で市場の役割を高めるとの声明を発表 した。

中国工商銀行の為替トレーダー、唐亮氏(北京在勤)は「人民銀がさらに多く のツールを活用する可能性がある。この中にはインフレを加速させた貿易黒字の削 減に向けた人民元の上昇も含まれるだろう」と語った。

中国外国為替取引システム(CFETS)によれば、人民元は上海時間午後5 時半(日本時間同6時半)現在、7.3696元となっている。前週末は7.3715元だっ た。

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