11月米個人消費0.7%増、コア価格指数は前年比2%上昇か-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査 機関73社を対象に実施した調査によると、21日に発表予定の11月の米個人消 費支出(PCE)は前月比0.7%増加(中央値)したもようだ。予想通りなら 過去10カ月で最高の伸びとなる。10月は同0.2%増だった。米金融当局が注 目するインフレ指標、PCEコア価格指数は上昇加速が見込まれている。

エコノミストによると、米経済は住宅価格下落と燃料コスト上昇に見舞わ れているが、雇用や賃金の増加によって消費の大幅な落ち込みは回避できそう だ。最近の小売関連調査は、12月に入ってからの消費冷え込みを示唆している が、11月の小売売上高の大幅な増加で10-12月(第4四半期)に米経済がマ イナス成長になる確率は低下したとみられている。

アクション・エコノミクスのチーフエコノミスト、マイケル・イングラン ド氏は「消費者のパニックはまだみられない」と指摘。11月は消費が大きく拡 大し、物価が急上昇したとし、「米金融当局はインフレに真剣に取り組まなけ ればならなくなる」との見通しを示した。

個人消費は商務省が午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)に発表する。 ブルームバーグ調査での予想レンジは、前月比0.2%増から1.1%増まで。個 人所得は同0.5%増(71社の中央値)と、4カ月ぶりの高い伸びが見込まれて いる。10月は同0.2%増だった。

同統計の一項目であるPCEコア価格指数は、前月比0.2%上昇(52社の 中央値)したもよう。9月と10月も同水準の伸びだった。前年同月比では 2%上昇(29社の中央値)し、6カ月ぶりの高い伸びになりそうだ。

午前10時に発表予定の12月のロイター・ミシガン大学消費者マインド指 数(確定値)は74.5(57社の中央値)と、2年ぶりの低水準になったと予想 されている。

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