午後の日本株は上昇、日立やシャープなど電機高い-海運には処分持続

午後の東京株式相場は上昇。外部環境の 落ち着きでトヨタ自動車など輸出関連が引き続き堅調で、リストラ期待の日立 製作所が5営業日ぶりに800円台を回復。東芝と提携したシャープが続伸し、 午前高値を上回るなど電機株に高いものが目立つ。ベトナムに薄鋼板製造拠点 設立の検討を開始した住友金属工業など鉄鋼株も高い。

ちばぎんアセットマネジメントの大越秀行運用部長は、「米国でテクノロ ジー株が買われた流れが波及している。物色が広がる動きも若干見られる」と 指摘した。

一方で年末を控え、「海運や建設機械などには処分売りが継続しているよ うだ」(同氏)という。

年初から前日までの東証業種別33指数の騰落状況を見ると、TOPIX の13.3%安に対し、その他製品は33.5%高、鉱業が17%高、海運は15%高と 大幅なアウトパフォームを維持している。

午後1時48分時点の日経平均株価は、前日比139円70銭(0.9%)高の 1万5171円30銭、TOPIXは2.33ポイント(0.2%)高の1459.89。東証 1部の売買高は概算で13億4933万株。値上がり銘柄数は646、値下がり銘柄 数は974。

昼休み中の東証立会外では約451億円のバスケット取引が成立した。

午後の東証業種別33指数の騰落状況では、値上がり業種が18、値下がり 業種が15。電気機器、情報・通信、輸送用機器、鉄鋼、化学が高い。銀行、そ の他金融、不動産、医薬品は安い。

米大手証券メリルの資本増強の報道も

米ウォールストリート・ジャーナル紙電子版が「メリルリンチがテマセク から最大50億ドルの出資を受ける可能性がある」と報道。三菱UFJフィナ ンシャル・グループなど銀行株はニュース直後に下げ渋る動きを見せていたも のの、その後は再び売り物が優勢となっている。銀行株は午後もTOPIXの 下落寄与度トップ。

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