大東建株が午後急騰、MBOで非上場化を検討の報道-売買停止(3)

大東建託の株価が午後1時40分以降に急 騰。一時は前日比1000円(18%)高の6610円まで買い進まれ、ストップ高(制 限値幅いっぱいの上げ)を付けた。米紙ウォールストリート・ジャーナルのオ ンライン版などが同日午後、MBO(経営陣による自社買収)で株式を非公開 化することを検討していると報道したことを受けた。東京証券取引所は午後1 時54分から同社株の売買を一時停止、そのままこの日の取引を終了した。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、オンライン版)は20日、 大東建託の会長が保有株式を売却する可能性があると報じた。事情に詳しい複 数の関係者からの情報として伝えた。同紙によると、米リーマン・ブラザーズ・ ホールディングス、ゴールドマン・サックス・グループ、モルガン・スタンレ ー、エートス・キャピタルなどの不動産関連部門が株式購入を提案している。

ブルームバーグ・プロフェッショナルの価格・出来高サマリー(TSM) 機能によると、大東建株は午後1時40分から売買停止直前の1時54分までの 約14分間で185件、81万4500株が約定。同時刻までの累計出来高126万株の 64%を占めるに至った。

大東建託・経営企画室の篠塚幸代氏は、午後2時前にブルームバーグ・ニ ュースの電話取材に応じ、「今のところきょう中に会見する予定はない」とし ていた。

大東建は午後2時48分に東証の情報開示システムを通じて、今回のメディ ア報道を「会社が発表したものではない」と否定、「会社として決定している 事実はない」とのコメントを公表した。

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