UAEとカタール、半年内にドル・ペッグ制変更も-米シティグループ

為替取引で世界3位の米シティグループ によれば、アラブ首長国連邦(UAE)とカタールは向こう半年内に自国通貨 とドルのペッグ(連動)制の変更を選択する可能性がある。

シティの新興市場戦略チームは17日付の2008年トレーディング戦略リポ ートで、湾岸協力会議(GCC)の加盟国である両国がドル・ペッグ制を廃止 して通貨バスケット制に移行するか、自国通貨を5-10%切り上げる可能性が あるとの見方を示した。一方、サウジアラビアが変更を検討する可能性は低い という。

リポートは「最初の選択肢が最も理にかなっているようだが、これが選好 されるかどうかは不透明だ」と指摘。さらに、「為替制度の変更は一国あるい は多国間で起きる可能性がある」と分析している。

ドルが今年に入り、ユーロに対し8.2%下落したことを受け、産油国であ るGCC加盟国は為替政策再考の圧力にさらされている。両国のほか、サウジ やバーレーン、オマーンも自国通貨とドルとのペッグ制を採用している。

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