FRB、サブプライム住宅ローン融資基準の厳格化提言を承認(2)

米連邦準備制度理事会(FRB)は18 日、スタッフがまとめたサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローンに 対する新たな規制導入の提言を全会一致で承認した。書類簡素化ローンの禁止 や期限前返済に対する罰則制限などが盛り込まれている。

提言は消費者保護の強化を求める議会や消費者保護団体から数カ月にわた って意見を集め、作成された。一方、金融業界は住宅不況の真っ只中で規制を 強化すれば貸し出し減少につながると警告した。

バーナンキFRB議長は声明で「住宅ローンの規律が一部で瓦解する一方、 賢明な貸し出しを追求する姿勢は衰退した」と指摘。提言された新たな規制に ついては「住宅ローンの供給を過度に制限することなく、不適切な貸し出しを 防止するよう慎重に作成された」と述べた。

提言はいわゆる住宅ローンの期限前返済ペナルティーに対する規制強化や 税金や保険の第三者預託金(エスクロー)の義務付け、収入や資産証明のない 簡素化ローンの禁止などを求めている。さらに、金融機関は借り手が金利のリ セット(見直し)後にローンが支払えるかどうか、判断することに責任を負う。

バーナンキ議長は「FRBは悪質な住宅ローン慣行を黙認しないと明言す るとともに、消費者が住宅ローンを自信を持って選択することを望む。不公正 で人を欺く行動や慣行は借り手やその家族だけでなく、社会全体、ひいては経 済全体に打撃を与える」と表明した。

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