アジア通貨が下落、世界的な信用収縮を懸念-ペソやウォンが下げ主導

18日の外国為替市場では、アジア通貨が下 落。世界的な信用収縮の影響でアジアの景気拡大ペースが鈍化するとの懸念が広 がった。フィリピン・ペソと韓国ウォンが下げを主導した。

フィリピン・ペソは2日間の下げとしては2001年以来最大となり、ウォン は3カ月半ぶりの安値を付けた。住宅市場低迷で、アジア最大の輸出市場である 米国の景気拡大にブレーキがかかるとの懸念が広がった。また台湾、韓国、フィ リピンの株式市場で海外投資家が売り越しとなったこともアジア通貨の下げ要因 となった。

チャイナトラスト(フィリピン)コマーシャル・バンクの財務担当者、ロー ランド・アバンテ氏は「誰もが米国で起こっていることに不安を感じ始めてい る」と指摘し、「これがフィリピン・ペソの重荷になっている」と述べた。

フィリピン・ディーリング・アンド・エクスチェンジによれば、フィリピ ン・ペソは前日比0.8%安の1ドル=41.98ペソでこの日のマニラでの取引を終 了。またソウル・マネー・ブローカレージ・サービシズによれば、ウォンは同

0.6%安の1ドル=939.40ウォンと、終値としては8月30日以来の安値となっ た。

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