日本電子材料の坂根社長:10年3月期の売上高目標250億円は変えず

最先端半導体のテストに使われるプローブ カードで世界2位の日本電子材料の坂根英生社長は、18日放映のブルームバー グ・ニュースのテレビインタビューで、新型プローブカードの拡販で、グローバ ル体制も強化することで、当初計画の2010年3月期に「売上高250億円を目指 す」と話した。主なやりとりは以下の通り。インタビューは6日に行った。

競争環境:

「プローブカードの世界シェアは2000年からずっと世界2位。多いときで 17%、現在は14%弱。トップは米国のフォームファクターで大きく差をつけら れている。フォームファクターは、電気的かつ機械的な仕組みを半導体基板上に 有するいわゆるMEMS型プローブカードを作り参入してきた。日本マイクロニ クスも1990年代から検討を始め製品を既に出している」

「参入が遅れたわれわれも、いいものが出来るようになっており、初出荷が 間近となっている。現在、世界にMEMS型を出せるのは3社しかない。韓国メ ーカーは自分で針を作るのでなく、他社から買ってきていると考えている」

3カ年の通期計画は初年度である今年度が下方修正となった:

「中期計画という見方からすると初年度につまずいたことは事実だ。09年 度に向けてこれからさらに加速していかないといけないと思っていて、私達とし ては、MEMS型プローブカードの拡販を図るなどして、09年度に売上高250 億円という当初の目標は一切変えることなくチャレンジしていきたいと考えてい る」

「売上高比率の60%を日本に依存していることをリスク要因と考えている。 エルピーダメモリや東芝といったメモリーメーカーは元気になってきたが、今後、 アジアに半導体は集中していくので、台湾、上海、韓国、シンガポールといった 拠点を活用し、海外の比重を上げることに努力していきたい。中期経営計画中に、 海外売上高比率を50%にまで伸ばしたい」

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