豪グローバル・コモディティーズ:農産物投資ファンドを来年設定へ

オーストラリアの商品ファンド運用会社、 グローバル・コモディティーズは、商品相場高騰に伴う投資需要の拡大に対応す るため、農産物に投資するファンドを立ち上げる計画だ。

グローバル・コモディティーズの設立者でエグゼクティブディレクターのグ レッグ・スミス氏は18日のインタビューで「農産物はより多くの市場関係者に とって妥当な投資先となりつつある」と指摘。「農産物相場は過去2年間上昇し ているが、市場関係者の大半はまだ投資していない」との見方を示した。

スミス氏によると、同ファンドの資産規模は2億ドル(約230億円)に制限 され、運用資産の7割は穀物に、残り3割はコーヒーや砂糖、ココアに投資され る予定。同氏が現在、運用している既存の商品ファンド2本の資産総額は3億ド ルを超える。

商品相場で最も高い年初来上昇率を示している小麦は17日、過去最高値を 更新し、1ブッシェル当たり10ドル台に乗せた。また、大豆は34年ぶりの高値 に達した。スミス氏は、2008年は、農産物相場の上昇率が金属や株式相場を上 回ると予想している。

スミス氏は「農産物相場は上昇するとみており、より多くの投資家が投資す るべきだと考えている。投資家の間では、ファンダメンタルズ(需給関係)がこ れらの商品の相場をけん引しているとの認識が広がっているため、投資需要は今 後も引き続きおう盛であると予想される」との見方を示した。

スミス氏によると、グローバル・コモディティーズは08年3月か4月に新 ファンドを設定する計画だ。同ファンドは、スタンダード・アンド・プアーズの ゴールドマン・サックス商品指数(S&P GSCI商品指数)を指標として採 用する予定。

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