ゴールドマン:100億ドルのヘッジファンド設立も-業界最大規模に

米ゴールドマン・サックス・グループは、 最大100億ドル(約1兆1310億円)規模の株式ヘッジファンドを設立する可能 性がある。関係者2人が明らかにした。実現した場合、設立時の資産規模とし て業界最大になる。

これまでで最高のヘッジファンド設立時の資産規模は、元スタンフォード 大学の基金運用担当者、マイケル・マキャフリー氏が昨年立ち上げたマケナ・ キャピタル・マネジメントの70億ドル。

1月1日に運用開始予定のファンド「ゴールドマン・サックス・インベス トメント・パートナーズ」は、2003年から同社の主要戦略グループの責任者を 務めたラーナン・アガス氏らが主導する。

ゴールドマンの株式トレーディング・グループからは数十億ドル級のヘッ ジファンドが6本以上誕生している。この中には同社の元パートーナーのリチ ャード・ペリー氏や元トレーダーのダニエル・オク氏、エリック・ミンディッ チ氏が運用するものが含まれるが、いずれもゴールドマンを退職して自分の会 社を創立した。今回のファンドに関しては、トレーダーはゴールドマンにとど まり、同社の資産運用グループに移籍する格好となる。

プロティージ・パートナーズ(ニューヨーク)のジェフ・タラント最高投 資責任者(CIO)は「ゴールドマンが社内のファンドを立ち上げる初めての 例だ」と指摘し、優秀な人材を引き留めることが目的だと述べた。

同社の旗艦ヘッジファンド「グローバル・アルファ」は今年設立されたが、 運用資産は11月30日までに37%縮小し、「グローバル・エクイティ・オポチュ ニティーズ(GEO)」は今年8月に同23%失った。これを受けて、ゴールドマ ンおよび社外投資家グループは30億ドルの資金を注入した。

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