みずほインベ証の内生蔵氏:米株は今週も不安定-短期金融市場を意識

みずほインベスターズ証券の内生蔵淳ストラ テジストは17日放送のブルームバーグ・テレビとのインタビューで、米国の株式 市場や経済の見通しなどについて以下のように発言した。

米株式相場の見通し:

「今週も先週同様、不安定な動きをすると予想している。ダウの下限1万3000 ドル、上限1万3700ドル程度が予想レンジ。短期金融市場を意識した展開が続 くだろう。年末越えの資金需要で逼迫(ひっぱく)状態が予想される。米欧の金 融当局が協調して資金供給する方針だが、当局の動向がカギを握る。17日に 競争入札によるターム・オークション・ファシリティーという新しい手法による資金 供給策を行う予定で、それが高止まりする銀行間金利などを低下させる効果が あるのか注目されている」

米証券決算の焦点:

「先週のリーマンに続き、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレー、ベア ー・スターンズなど相次ぐ。各社明暗が分かれると予想される。モルガン、ベアー がサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問題の影響で赤字な る一方、ゴールドマンは前年同期に比べ増益になると見込まれている」

米経済と株式相場:

「今週11月分の住宅着工件数が発表される。10月は前月比プラスに転じた が、先行指標の着工許可件数が5カ月連続で減少しており、まだ予断を許さな い状況だ。一方で、個人消費が経済を支えてほしいというマーケットの期待があ るが、それを判断する材料として週末に個人消費支出が発表される。引き続き 伸びていることが示されれば、個人消費の底堅さが確認されるだろう」

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