コスモ証の小川氏: 年末商戦苦戦、来年以降も消費マインド厳しい

コスモ証券の小川浩一郎アナリストは17日 のブルームバーグ・ニュースとのテレビインタビューで、2007年の年末商戦、消 費マインドの低下、08年以降の国内消費動向について語った。主な発言は以下の 通り。

年末商戦の動向は:

「全般的に厳しい。主力の衣料品は苦戦している。11月下旬は寒かったが、12 月に入って平年より暖冬で厳しい状態。おせち、クリスマスケーキなどの食料品 や雑貨は堅調に推移しているようだ」

「家電量販店に関しては、薄型テレビの普及率が3分の1程度で、価格の下落 により数量ベースでは2割伸びている会社も多数ある。省エネタイプのエアコン も好調。ブルーレイディスクの一部商品では品切れ状態だ」

「百貨店における呉服、宝飾などの高額品は株式市場との連動が強く、苦戦し ている。また、銀座を中心に高級ブランドの旗艦店が多数出店したため、百貨店 から一部逃げていると考えられる」

「今年の公務員のボーナスが昨年よりも2日間遅れた。昨年は12月第2週から 開始できたボーナス商戦が今年は第3週からで、曜日要因が1つ大きい。経団連 の調べによると、ボーナスの額も今夏に比べ伸び率が鈍化している」

消費マインド:

「年金の問題、金利の低迷、石油・食品価格の上昇などいい話はない。首都圏 では11月のマンションの販売戸数が3カ月連続で減少している。消費マインドは よくない。消費税の増税もいつ実施するか、上げ幅などがしっかり固まらないと 不安は大きいと思う」

08年以降も景気低迷は続くか:

「基本的には景気低迷は続く。経団連が来年の春闘で好意的な発言をしている ことや消費税の導入時期、年金の問題など将来がはっきり見える形で示されれば、 底入れしてくるだろう。石油・食品価格の値上げの上限が見えないと厳しいだろ う」

「長期的に見たトレンドとしても、人口減少による不安は拭えない。海外旅行 者などが百貨店や家電量販店の売り上げを押し上げているとはいえ、まだそのプ ラスの影響が大きいとはいえない」

--共同取材:竹内カンナ Editor:Yoshito Okubo、Masashi Hinoki

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