12月のユーロ圏サービス業指数、53.2に低下-2年ぶり低水準(2)

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ グループ(RBS)が17日発表した12月のユーロ圏サービス業景気指数と製造業 景気指数(速報値)はともに低下し、ここ2年余りで最も低い水準となった。エネ ルギー・食料品価格の上昇が響いた。

12月のサービス業景気指数は53.2と、前月の54.1から低下した。また、製 造業景気指数は52.5と、前月の52.8から低下し、これら2つの指数を合わせた総 合指数は53.3と、前月の54.1を下回った。ブルームバーグ・ニュースがまとめた エコノミストの調査中央値では、それぞれ54.0、52.3、53.7と見込まれていた。 生産活動の拡大と縮小を分ける50は上回った。この統計は、英調査会社NTCリ サーチがまとめた。

記録的高値水準にあるユーロ相場に加え、原油価格の高騰、借り入れコストの 上昇などを背景に、2008年の欧州経済成長率は3年ぶりの低水準となる可能性が ある。欧州中央銀行(ECB)は今月、来年の経済成長見通しを下方修正したが、 ユーロ圏のインフレ率が6年ぶりの高い伸びとなったことを受け、利下げを見送っ た。

ウニクレディト・マーケッツ・アンド・インベストメント・バンキングのエコ ノミスト、マルコ・バリ氏(ミラノ在勤)は指数発表前に、「指数はユーロ圏の経 済成長がトレンドを下回っていることと一致するもので、少なくともこれが08年 4-6月(第2四半期)までは続くだろう」との見方を示した上で、「その後も緩 やかな回復にとどまる」と語った。

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