債券投資家は欧州の景気減速と利下げを見込むべきだ-米リーマン

米証券大手リーマン・ブラザーズ・ホール ディングスは17日付のリポートで、債券投資家は欧州が米経済の減速に「無 縁」ではないことと、欧州中央銀行(ECB)の来年の利下げを見込むべきだと 指摘した。

アミタブ・アロラ氏が率いるリーマンのアナリストらはリポートで、ECB が来年2回利下げを実施するとみられることから欧州銀行間貸出金利(EURI BOR)先物2009年3月限の価格は、シカゴ商業取引所(CME)国際通貨市 場(IMM)でのユーロドル金利先物09年3月限の価格を上回ると見込むべき だと述べた。

リポートは、米経済の影響が欧州に及ぶことから、ECBは景気を支えるた め来年政策金利を0.5ポイント引き下げ、3.5%にすると予想。「米景気拡大への 大きな衝撃は、世界と欧州の経済成長にも多大な影響を及ぼす」と説明した。

またリーマンはリポートで、欧州の08年の国内総生産(GDP)伸び率を

1.5%と予想。今年は2.6%とした。一方、08年米GDP伸び率は1.8%と、今 年の2.2%から低下するとの見通しを示した。

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