ナルミヤI株が続落、残暑と競争激化で主力商品低迷-一転大幅減益に

子供服の企画や販売を手掛けるナルミヤ・ インターナショナルの株価が前週末比4300円(6.7%)安の6万3700円と続落。 猛暑や残暑の影響で秋冬物の立ち上がりが遅れたうえ、主力ブランド商品の販 売が振るわず、今期は一転して大幅な減益に陥る見通しとなった。販売競争が 激しくなっていることから、業績回復に時間がかかるとの見方が広がった。

ナルミヤIは14日、通期(2008年1月期)の業績予想を下方修正すると発 表した。コートや厚手のブルゾンなどの防寒物の立ち上がりが遅れただけでな く、百貨店の子供服売場で他社ブランドとの競争が激しさを増しているうえ、 ショッピングセンターの増加で顧客を奪われ、小学校高学年を対象とした「エ ンジェルブルー」など主力ブランドの販売が低迷した。不採算店舗を含む67店 舗の撤退で人件費などの削減を進めたものの、カバーできなかった。

通期の単体純利益は前期比96%減の1000万円に下方修正。従来は3億5000 万円と増益を見込んでいただけに、投資家の失望売りを招いた。

十字屋証券・投資情報室の岡本征良・室長は「業績は予想以上に落ち込ん だ」と述べ、今回の業績下方修正はサプライズとの見方を示した。マーケット メイク(値付け)銘柄で値幅制限がなく、株価の下げが大きくなったという。

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