豪セントロの株価が69%安、米サブプライム問題で業績予想下方修正

米国に700近くのショッピングモールを保 有する豪セントロ・プロパティーズ・グループの株価が、17日のシドニー株式 市場で急落し、69%安となっている。同社はこの日、米サブプライム(信用力が 低い個人向け)住宅ローン問題の影響で債務の借り換えが困難になっているとし、 2008年6月期の業績見通しを下方修正したと発表した。

セントロは債務13億豪ドル(約1270億円)の借り換えができなかったため、 保有資産売却を迫られる可能性があることを明らかにした。フィラデルフィアの ルーズベルトモールやフロリダ州のクリアウォーターモールをはじめ、全米約 40州でショッピングモールを保有するセントロは、07年度に新たに140億豪ド ル相当のモールを取得後、資産に対する債務の比率が44.1%に上昇した。

ホワイト・ファンズ・マネジメント(シドニー)の運用担当者、アンガス・ グラスキー氏は「信用市場関連の問題が続く間は、債務比率の高い企業は苦しむ だろう」と指摘。「ある企業が借り換えに苦しんでいることが判明すれば、投資 家はその企業と関わりたがらない」と述べた。

シドニー時間午後零時7分(日本時間午前10時7分)現在、セントロ株は 前週最後に取引があった12日の終値から3.91豪ドル安の1.79豪ドル。

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