【注目株】通信、安川電、イオン、IIJ、Eアクセス、住友ゴム(2

18日の材料銘柄は以下の通り。

通信関連株:18日付の日本経済新聞朝刊の報道によると、総務省は2009 年に始まる次世代高速無線通信の免許を、KDDI(9433)などの事業グルー プとPHSのウィルコムの2陣営に与える方針を固めた。21日に開く電波監 理審議会に諮問し、電監審は両グループに免許を与える総務省案に沿って即日 で答申する見通し。選考から漏れるNTTドコモ(9437)やソフトバンク (9984)などは事業計画の見直しを迫られる可能性があるという。

安川電機(6506)、ファナック(6954):18日付の日本経済新聞による と、両社は2008年にロシア市場に本格参入する。それぞれロシアに販売や技 術サービスを手がける現地法人を新設。トヨタ自動車が月内に初の現地工場を 稼働させるなど主力ユーザーである自動車業界の工場進出が相次ぐことに対応 すると伝えている。

イオン(8267):ドラッグストア大手CFSコーポレーション(8229)と 調剤薬局最大手アインファーマシーズ(9627)との統合案を来年1月下旬に開 催予定の臨時株主総会で否決するため、委任状の勧誘を開始した。イオンはC FSに15%出資する筆頭株主で、アインファとCFSの統合比率が株主にと って不利益であるほか、統合ではCFSの企業価値が向上しないと主張し、統 合の白紙撤回を要求していた。

インターネットイニシアティブ(3774):携帯電話国内最大手NTTドコ モから回線網を借り、MVNO(仮想移動体通信事業者)として法人データ通 信市場でのサービスを開始することでドコモ側と基本合意した。今後運用面で 詳細な検討を進める。

イー・アクセス(9427):同社の携帯会社イー・モバイルは、音声サービ ス実現に向けてNTTドコモと進めていた相互接続交渉が妥結したと17日に 発表した。エリック・ガン社長は、サービス開始時期について「来年3月下旬 くらい」との見通しを示した。

住友ゴム工業(5110):07年12月期の連結経常利益が前期比16%増の 450億円程度になりそうだと18日付の日本経済新聞が伝えた。従来予想を20 億円上回る。欧州やアジアなど海外のタイヤ販売が好調なうえ、円安基調も重 なり、国内販売の低迷や天然ゴムなどの原材料価格の上昇を吸収する。

バンダイナムコホールディングス(7832):傘下のバンダイビジュアル (4325)とバンダイネットワークス(3725)を株式交換によって完全子会社化 すると発表した。株式交換比率はバンダイビジュアル1株に対し、バンダイナ ムコHD156株、バンダイネット1株に対してバンダイナムコHD33株を割り 当てる。

ゲオ(2681):08年3月期の年間配当額を2400-3000円とする公算が大 きいと18日付の日本経済新聞が報じた。前期と比べ100-700円の増配となる。 期初に公表した3カ年の中期経営計画での最終年度の連結営業利益目標を初年 度で達成できる見通しとなり、配当性向ルールなどを勘案して株主への配分を 厚くするという。

パイロットコーポレーション(7846):18日付の日本経済新聞によると、 北米や欧州向けを中心にボールペンなど筆記具の輸出が好調なうえ、上期まで の円安基調も追い風となり、2007年12月期の連結経常利益が前期比49%増の 65億円程度になりそう。従来予想を約10億円上回り、過去最高益を更新する。

アスクル(2678):中堅・大企業向けの一括電子購買システムの「アスクル アリーナ」の売上高が伸びた上、販売費・一般管理費の削減により、11月中 間期の連結営業利益は前年同期比65%増の44億6500万円となった。通期 (08年5月期)の連結営業利益は前期比17%増の97億1900万円と従来予想 を据え置いた。

学習研究社(9470):米系資産運用会社セーフ・ハーバー・インベストメ ントが大量保有している学習研究社の株式を一部売却し、保有比率を4.15% まで引き下げた。セーフ・ハーバーが17日、関東財務局に提出した大量保有 報告書で明らかになった。

ソフトウェア・サービス(3733):医療機関のIT投資意欲が弱まっている 上、有力ベンダーとの競争が激しさを増していることなどを理由に通期(08 年4月期)の業績を下方修正すると発表した。単独純利益は前期比21%減の 7億9100万円。従来予想は11億円と増益を計画していた。

ユーストア(9859):プロ野球の中日ドラゴンズ応援セールが好調に推移し た上、適正数量の発注による値下げロスの削減や広告宣伝費の抑制などが寄与 し、第3四半期累計(3-11月)の単体営業利益は前年同期比21%増の15億 800万円と伸びた。ただ、減損損失の処理に伴い、純損失は前年同期の8億 9200万円から36億2600万円となった。

Human21(8937):10月中間期の連結決算によると、連結純利益は 前年同期比44%減の3億3300万円にとどまった。マンションや注文住宅の建 築請負が落ち込んだことなどが響く。ただ、通期(08年4月期)の連結純利 益は前期比17%増の15億6600万円と従来予想を据え置いた。

田崎真珠(7968):「棚卸資産の評価に関する会計基準」を早期に適用し たことで、07年10月期の連結純損失は前の期の14億8200万円から20億 3000万円に悪化した。08年10月期は、海外事業の拡大、国内店舗のスクラッ プアンドビルドによる収益力の確保により、4億円の黒字に浮上すると見込む。

ミレアホールディングス(8766):1400万株を限度に自己株取得すると 発表した。株式の取得価額の386億円、発行済株式総数に対する割合の1.7% をそれぞれ上限としている。取得日程は08年1月4日から同年3月13日まで。

稲畑産業(8098):同社の合成樹脂第2本部・営業マネジャーによる不適切 な取引が発覚したと発表。取引先の資金融通のために実態のない仕入れを行い、 棚卸資産を過大に計上。さらに、棚卸資産を減少させるため、実態のない売上 計上を行っていたという。棚卸資産の過大計上額が07年9月末時点で約4億 円、実態のない売上計上額は今9月中で約2億5000万円に上るという。

東日本ハウス(1873):建築基準法の改正による住宅需要の減退を受けて、 主力事業の戸建住宅受注が計画を下回ったため、前期(07年10月期)連結純 損益は従来予想の12億円の黒字から8000万円の赤字に一転したもよう、と発 表した。06年10月期は62億7900万円の赤字だった。

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