アジア株:下落-週間ではMSCI指数が8月以来で最大の下げ

14日のアジア株式相場は下落。週間では MSCIアジア太平洋指数が8月以来で最大の下落となりそうだ。三菱地所が 安い。日本銀行の企業短期経済観測調査(短観、12月調査)の業況判断が予想 を下回ったことが手掛かりとなった。

中国人民銀行が今年6回目の利上げを実施するとの観測も浮上し、時価総 額で世界最大の銀行、中国工商銀行も売られている。豪BHPビリトンも下落。 世界景気減速で商品への需要が抑制されるとの見方が出ている。

AMPキャピタル・インベスターズ(シドニー)の資産運用担当者、シェ ーン・オリバー氏は「投資家はきょう、あきらめたかのようだ」と指摘。「世 界経済が減速するなかで商品の需要が後退している。中国の見通しも不透明だ。 中国当局は景気過熱の沈静化で決心を固めたようだ」と述べた。

三菱UFJフィナンシャル・グループをはじめ邦銀も安い。モルガン・ス タンレーは日本の3大銀行の業績予想を下方修正した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時56分現在、前日比1.2%安 の157.74。同指数は今週4.1%安と、8月17日までの週以来の大幅な下落率 となっている。日経平均株価は前日比22円1銭(0.1%)安の1万5514円51 銭で引けた。

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