鹿島石油・古山取締役:08年度の軽油輸出量は40万KL超まで増加

石油元売りジャパンエナジー傘下の鹿島石 油の古山富夫取締役は14日、ブルームバーグ・ニュースのテレビインタビューで、 同社の2008年度の軽油の輸出量は40万キロリットル超まで増加するとの見通し を示した。ジャパンエナジーは、新日鉱ホールディングスの石油事業部門。主な 発言は次の通り。

製品の輸出量について:

「今年度は30万キロリットルを超える量の軽油を輸出。石油化学品のパラキ シレンは10万キロリットル程度。新増設のプラントもあり、来年度は石化品が大 きく伸びる。パラキシレンは30万キロリットルを超え、軽油も40万キロリット ルを超えるだろう。来年には輸出能力も増やしたいと思っている」

鹿島製油所の稼働率について:

「今年度は90%を越える予想。ほぼフル操業となるだろう。ジャパンエナジ ーは、販売量に生産量が少し追いついていない状況なため、当製油所も常にフル 操業が求められている。来年度以降もこの状況は続く」

製油所高度化の課題について:

「製品の付加価値アップをどう図っていくかが大きな柱。パラキシレンの製 造装置を作ったので、ナフサの高付加価値化が図れたと思っている。残っている 課題は、重油やアスファルトといった重たい留分。現状は、発電所向けに供給し ているが、これはいずれ減っていくことから、重質油分解装置の導入などを積極 的に検討する必要がある。日本全体で少子化が進む中で、製油所も少ない人数で 操業できるような備えが必要になると思っている」

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