欧州債(14日):週間ベースで3週連続安-ECB利下げ観測が後退

今週の欧州国債相場は下落し、3週連続の 下げとなった。ユーロ圏のインフレ率が6年半ぶりの高い伸びとなったことを受 けて、欧州中央銀行(ECB)は利下げできなくなったとの見方が広がった。

食料品と燃料価格の上昇を背景に、11月のユーロ圏のインフレ率は前年同 月比3.1%上昇と、前月の同2.6%上昇から加速した。また11月の米消費者物価 指数(CPI)がここ2年で最大の伸びとなったことを受け、米国債相場も下落。 インフレが依然、米経済へのリスクとなっているとの米金融当局の懸念を裏付け た。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニック・スタメンコ ビック氏は、「石油と食料品価格の上昇がインフレ率を押し上げ、ユーロ圏の利 下げを選択肢から排除するに至った」と指摘。「金融当局者からさらにタカ派的 な発言が出てくる公算が大きく、国債相場にとってマイナスとなる」と語った。

ドイツ2年国債利回りは前週末比13ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)上昇し4.03%となった。同国債(2009年償還、表面利率4%)価格は、

0.22ポイント低下し99.92。10年国債利回りは11bp下げ4.31%。

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