マキシム・グループの森氏:08年米国株は上抜けと予想-高値更新へ

マキシム・グループの森崇取締役は14日放 映のブルームバーグ・ニュースのインタビューで、2008年の米国の株式相場は上 値を切り上げていくと予想した。主なコメントは次の通り。

08年の米国の株式相場について:

「前の高値を更新するまで行ったり来たりしながら、どこかで上抜けする可 能性がある。上抜けする時期は不透明だが、住宅関連指標が改善傾向を示すと、 株は先行性があるので早い時期に上値を切り上げていく。特にナスダックの動き はいい動きになってくる」

債券の利回りの格差から見ても割安感を指摘する声があるが:

「イールドスプレットがよく使われる。これから見ても株が著しく割安な水 準にある。金融業績はこの第3四半期にかなりマイナスに落ち込んだが、来年の 第2、3四半期あたりからピックアップする見込みが出てきているので、株はブ レイクする見込み」

フェデラルファンド(FF)レートの引き下げの余地は:

「3%程度。テーラールールというものがあり、名目金利4%を基準にGD P(国内総生産)ギャップとインフレギャップを加減して出す。今のGDPは特 に潜在成長率に比べて低いところにあるので、現行のFFレートをはじき出すと

3.5%とか、3.6%といった数字が出てくる」

米欧中銀による流動性供給策が市場に与える影響は:

「今回、欧州中央銀行(ECB)以外にもカナダ、イギリスが協調して政策 を取ったことによって市場に安心感を与えた。流動性供給は十分できると思う。 金融市場に非常にプラス効果」

--共同取材 吉田尚史 Editor :Tetsuki Murotani Hideki Asai

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