日産自と米クライスラー、ピックアップなどで技術提携も-関係者(2)

日産自動車と米自動車大手クライスラーが、 ピックアップトラックやスモールカー、エンジンなどの技術で提携する可能性が あることが14日までに分かった。事情に詳しい関係者が明らかにした。お互い の技術を利用することで新型車開発を目指すという。

同関係者によると、日産はクライスラーの大型トラック技術に注目しており、 一方クライスラーは日産のスモールカー技術の利用を望んでいるという。

技術提携が実現すれば、両社は経費節約が期待できる。クライスラーは過去 2年間赤字を計上し、日産は株価が年初来で16%下落している。

米センター・フォー・オートモーティブ・リサーチのデービッド・コール会 長は「協力は今後、珍しくなくなるだろう」と予測。「コストは高く、ゼネラ ル・モーターズ(GM)やトヨタは規模の経済を発揮している。こうしたことか らプレッシャーが非常に高まっている」と説明した。

日産の米国工場では、2008年からスズキが中型ピックアップトラックの生 産を開始する。一方クライスラーはカナダ・オンタリオ州で、ドイツのフォルク スワーゲン(VW)のミニバンの組み立てを計画している。

同関係者によれば、日産とクライスラーは株の持ち合いは考えていないとい う。日産の広報担当サイモン・スプロウル氏と、クライスラーの広報担当ロリ・ マクタビッシュ氏は共にコメントを控えた。

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