NY原油時間外:反落-米欧中銀の資金供給と米在庫減で12日は急伸

ニューヨーク原油先物相場は、13日の時 間外取引で反落している。北米や欧州の中央銀行が12日、短期金融市場に資 金供給する決定を行ったことが景気改善につながるとの観測が高まり、12日の 原油相場は4ドル以上急騰した。

米連邦準備制度理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)など中央銀行 5行は12日、世界景気の減速やエネルギー消費の後退につながる恐れのある 信用収縮を終息させるため、協調して資金供給することで合意した。また、米 エネルギー省(DOE)によると、燃料消費が拡大したため先週の米原油在庫 は減少した。

米石油取引会社ニュー・ウェーブ・エナジー(カリフォルニア州)のオー ナー、クリス・メニス氏は「あらゆる要因で相場が上昇した後、若干下落して いる」と指摘。「12日は米金融業界が自信を取り戻した日だった。米国では株 式相場のほか、原油や商品相場も全面高となった」と述べた。

メニス氏によると、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相 場1月限は、13日の時間外取引で、前日比最大59セント(0.6%)安の1バレ ル当たり93.80ドル。NYMEXによると、一時、87.86ドルまで下落したと されていたが、メニス氏は技術的故障によるものとみている。

13日の時間外取引は、技術的故障のため開始が遅れた。NYMEXの広報 担当ディレクター、アヌ・アールワリア氏に取引に関する確認を試みたが、連 絡が取れなった。

原油先物相場1月限は、シンガポール時間午前8時28分現在、93.98ドル となっている。12日終値は4.37ドル(4.9%)高の94.39ドルと、11月27日 以来の高値引けとなった。上昇率は3月21日以降で最大だった。

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