クレディ・スイス、サブプライム危機の影響を回避-米紙WSJコラム

12日付の米紙ウォールストリート・ジ ャーナルによると、スイスの銀行大手クレディ・スイス・グループは投資を最 低限に抑えていたことで、サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン 危機に伴う悪影響のかなりの部分を回避した。コラム「ハード・オン・ザ・ス トリート」で伝えた。

同紙によれば、クレディ・スイスはネットバブルが崩壊した2000年やロ シアのルーブル切り下げが実施された1998年には、数百万ドルの損失を被っ ていた。同業のスイスのUBSは今年、幹部2人を更迭し、142億ドル(約1 兆5900億円)の評価損・損失を計上している。

同紙はJPモルガン・チェースのアナリスト、キアン・アボホセイン氏の 試算を紹介し、クレディ・スイスはサブプライム住宅ローンや、そうしたロー ンが組み込まれている可能性のある債務担保証券(CDO)に関連する投資残 高が20億ドル弱と、UBSの390億ドルに比べてかなり少ないと伝えた。

クレディ・スイスは昨年末時点で、住宅ローン関連証券の組成や保有件数 を減らし始めたという。

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