米キャピタル・ワン株が大幅安-貸し倒れ悪化の可能性をCEOが指摘

12日の米株式市場で、米クレジットカー ド発行大手、キャピタル・ワン・ファイナンシャルの株価が一時、5.7%安とな った。リチャード・フェアバンク最高経営責任者(CEO)が、景気鈍化で貸 し倒れが自社見通しを上回る可能性を示したことが嫌気された。

フェアバンクCEOはこの日、ニューヨークで開かれた会議で、来年の貸 し倒れは49億ドル(約5490億円)から「50億ドル台半ば」のレンジになると の従来見通しを確認した。その一方で、景気が予想より悪化した場合、貸し倒 れの見通しは変わるかもしれないとの見方を示した。

同CEOは、「われわれの予想レンジより状況が悪化することは確実にあり 得る」と語り、「ほかの人たちと同様に、消費者信用をかなり心配している」と 述べた。

キャピタル・ワン株については、米証券大手メリルリンチとモルガン・ス タンレーが先週、個人消費が落ち込んで来年の貸し倒れ損失が増えるとの見通 しを理由に、投資判断を引き下げている。

同社の株価はこの日、前日比1.66ドル(3.3%)安の47.27ドルで終了。 前日も4.1%下落していた。

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