インドの10月鉱工業生産指数:前年比11.8%上昇-7カ月で最高の伸び

インド中央統計機構が12日発表した10月 の鉱工業生産指数は前年同月比11.8%上昇と、過去7カ月で最高の伸びとなっ た。宗教行事という季節的要因に加え、所得増が個人消費を促進したことが背 景。

9月は前年同月比6.8%上昇(改定)だった。エコノミストは10月の伸び を10%と見込んでいた。

インドでは、賃金が過去最高水準に上昇するなか、自動車や携帯電話など鉱 工業製品に対する需要が拡大している。10月は、ヒンズー教やイスラム教の宗 教行事に関連して、個人消費が押し上げられた側面もある。

コタク・マヒンドラ銀行(ムンバイ)のチーフエコノミスト、インドラニル ・パン氏は「宗教行事に備えて在庫が積み上がったことが、鉱工業生産の回復に 寄与した」とし、「10月は輸出も上向いた」と指摘した。

インドの賃金は今年アジア太平洋地域で2番目の伸びで、人材コンサルティ ング会社ヒューイット・アソシエーツによると平均14.8%の上昇となっている (昨年は14.4%上昇)。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE